11月20日に管理運営研究会が有りました。毎回会員の誰かが発表するのですが、3ヶ月ほど前に立候補させていただきました。
お題は・・・
マンション2つの老いについての考察です。マンションの“二つの老い”とは、「老朽化」による建物の劣化や多額の修繕費などの問題と、住民や部屋の所有者の「高齢化」による認知症のトラブルや孤独死などの問題のことです。私自身、この問題に理解を深めるためいろいろ調べたことを発表させていただきました。
世帯主の情報、修繕積立金の情報、所在不明・連絡先不通住戸の情報を説明した後、「経年劣化」と「居住者の高齢化」、別々の視点からの発表しました。
着目したのは
私が着目したのは、勿論「居住者」です。何故なら私は民間資格ではありますが、「終活ガイド資格」保持者なのです。
そして結論としては、「備えること」を考えるのは管理会社でも管理組合でもなく、こればかりは「居住者自身」になります。なぜなら、終活は規約や細則では運用はできないからです。
備えること
一般的には
- 孤独・孤立
- 経済的な不安:例えば保険の見直しです。
- 財産整理
- 相続対策:遺言書の準備
- 葬儀・お墓の準備:葬儀やお墓を具体的にどうするか
- 介護の問題:どんな介護保険サービスを受けられるのか?
- 認知症対策:成年後見制度の検討
- ペットの準備
になります。
どうやって?
何か行動を起こすとき、必ず「きっかけ」があるはずです。終活も同じで「きっかけ」が大事です。たった1つだけ考えていただきたいことがあります。
みなさんには、亡くなったあとに死後事務を任せられる人は居ますか?いるけど迷惑をかけたくないと思っている人は任せられる人が居ないに該当します。
居る方は、今のうちにご自身の希望を伝えてください。エンディングノートもお勧めのアイテムです。残念ながら居ない方は、「元気なうちにご自身の代わりに執り行う方(受任者)」を探してください。
終活のおハナシ
私はあるコミュニティを共同で運営をしており、毎月オンラインで「終活のおハナシ」というイベントを開催しております。ここでは生きることを前提とした様々な話を聴くことができます。例えば、認知症や介護のこと。介護用品のこと。発達障害の子供との向き合い方・育て方。お金のこと。勿論ペットや我々人間の終活。
ぜひ、一度「終活のおハナシ」を検索をしてみるのはいかがでしょうか?
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