10月に支部交流会を開催することになりました。この支部交流会では、今話題のAI(人工知能)をテーマにセミナー形式で開催します。今回は、このセミナーに先立って、AIがマンション管理士の業務にどのような可能性をもたらすのかをご紹介します。
AIの種類とそれぞれの特徴
AIは、すでに私たちの身の回りのさまざまな場面で活用されています。今回のセミナーでは、現在注目されているAIの種類とそれぞれの特徴について解説します。
私も色々な場面でAIを活用しています。私は、主に以下の3つを使い分けています。
- Gemini:Googleが開発した、テキストや画像、音声など多様な情報を扱える生成AIです。
- Copilot:Microsoftが提供するAIアシスタントで、WordやPowerPointなどのOfficeアプリでの作業をサポートしてくれます。
- NotebookLM:Googleが開発した、AIによる情報整理ツールです。大量の資料をアップロードして、要約や質問応答をさせることができます。
これらはほんの一例ですが、このようにAIにはそれぞれ得意なことがあります。目的に合わせてAIを使い分けることが、業務効率化の鍵となります。
AIでどこまでできる? 実演でその可能性を探る
今回のセミナーでは、特に活用頻度の高いAIを使って、マンション管理士の業務がどこまで効率化できるかを実演形式で紹介することも考えています。
先日、私はGeminiに「NotebookLMを知っているか?」を質問したうえで、「マンション管理士がAIを活用したらどんなことが出来るか?」と質問を続けました。その回答を基に今度はCopilotにプレゼン資料を作成を指示しました。
結果、23ページにも及ぶ本格的な資料が瞬時に完成しました。もちろん細かな手直しは必要ですが、資料作成にかかる時間を大幅に短縮できることが分かりました。
では、具体的にどんな業務にAIが役立つのでしょうか?
AIが変えるマンション管理士の未来
先ほどのGeminiへの質問で、AIがマンション管理士の業務で活用できる可能性として、以下のような回答がありました。
- 情報収集・資料整理の効率化:過去の議事録や規約、各種法令の検索・整理
- 会議準備・議事録作成の効率化:会議資料の準備、議事録の自動生成
- 住民対応の迅速化:FAQの自動生成、広報物の作成補助
- 修繕計画・予算管理のサポート
- 自身のスキルアップ:判例やトラブル事例の情報蓄積
これらがすべて可能になるかは、もちろん検証が必要です。しかし、AIの進化は目覚ましく、その可能性は無限に広がっています。この先の可能性を考えると、本当にワクワクしますね。
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